一本杖スキーで変わったこと

テレマークスキーを一本杖にして2ヶ月ほど過ぎた

一本杖にしてから
滑りの考え方がかなり変わった気がする

今まではカービングをまずターンの基本に考えてたが
それを完全にスライドメインに切り替えた

元々これは紐締めの革靴をいつも履いているから
ずらしのテクニックは今までも重要だったのだが

実際に自分は足場のしっかり決まるカービングの方が
滑りやすいし気持ち良いという体験と

スライドは古いカービングは新しくカッコイイ
みたいな個体観念とがあった気がする

大昔の革靴をいつも使っている自分が
滑り方を古い新しいなんて分けてることは

今考えると
チャンチャラ可笑しなことのように思う

でも前はやっぱり
なんでもかんでもカービングで滑りたかったのは事実

ただそれが一本杖になって
カービングターンに徐々に無理が現れ

今まで以上にかなり難しい状況に陥って
スライドターンに最近目覚めた

そしてスライドで滑るようになって
一本杖の凄いところに気がついた

それは杖に荷重が出来る
ってこと!

スライドターンにおいては
このことは抜群の安定を生んでくれる

スキー板だけでなくスキーと杖の
3点でポジションを支えられる安心感は凄い

スケートボードのダウンヒルから
スタンドアップスライドとハンド(タッチ)スライドの違いに似てる

杖に体を預けることによって
ぬめるような落下を安定して行える

今までのスライドターンとは
ちょっと違った感覚のズレで流れる感じが気持ち良い

このスタイルはまだまだ
いろいろ面白い可能性が隠されている感じだ

これは杖の使い方次第で
テレマークスキーの新しい滑りがもっとありそうな気がする





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